概要
見どころ
申込方法
スケジュール
参加アーティスト
アクセス

トオノ メグリトロゲ

遠野 巡灯篭木 2022

民俗・芸能・食・音楽 – 異界をめぐる3日間

概要

動物、妖怪、死者の魂まで、「異界のものたち」の気配が色濃くのこる土地、岩手県遠野市。この夏、遠野にひろがる異界をめぐるツアー型イベント「遠野巡灯篭木(トオノ メグリトロゲ)’22 」を開催します。民俗学の祖・柳田国男『遠野物語』に記された遠野の民俗文化をめぐるスタディツアー、郷土芸能「しし踊り」と、OLAibi+KOM_I、Kuniyuki、Daisuke Tanabe + Yosi Horikawaらが遠野との深い関わりを通じて生みだすライブセッション、現代の「遠野物語」を参加者たちとともに紡ぐワークショップ、そして滋味にあふれる遠野産の酒と食など、新旧のカルチャーを織りまぜた体験をお届けする3日間。第2回となる今回のテーマは「遠野の祈り」。東日本大震災の折、津波で無数の家財品が流されたとき、ある地域でもっとも早く救出されたのは「しし踊り」の道具だったといいます。同様に、厳しい自然ととなりあわせの遠野にも、明日を生きようとする人々の切実な祈りがこめられた文化が多く存在します。パンデミックや酷暑などの異常気象が迫るいま、現代の私たちにとっての「祈り」とは何か。遠野の各所をめぐり、音楽と踊りに身をゆだね、土着の信仰と文化を全身で体感するライブ&ツアーをお届けします。
日時: 2022年9月23日(祝・金)〜 9月25日(日)会場: 遠野郷各所 / 遠野ふるさと村 / 菅原神社料金: ツアー参加費 40,000円* + 宿泊費 12,000円〜(各宿泊プランから選択)

*ツアー中の各イベント参加費、5回分の食費(9/23夕、9/24朝・昼・夕、9/25朝)、現地でのバス移動費が含まれています。

*集合・解散場所であるJR新花巻駅への交通費はツアー代金には含まれておりません。

*寝具・食事を必要とするお子様は参加人数にカウントいたします。小学生のお子様については料金をお値引きしますので、事前に事務局までお問合せください。詳細は各宿泊プラン備考をご確認ください。

*未就学児のご参加については、事前に事務局にご相談ください。

新型コロナウイルス感染症対策について: 開催にあたり、政府の「イベント等における感染拡大防止ガイドライン」に基づいた感染症対策を行います。 また、お申込み後の事前ヒアリングにて、コロナワクチンの接種回数または陰性照明取得予定日をお伺いいたします。 詳細はこちらのページを必ずご覧ください。

見どころ

遠野と異界

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――願わくは、これを語りて平地⼈を戦慄せしめよ。 (柳⽥国男『遠野物語』より)

柳⽥国男の『遠野物語』で知られる岩⼿県遠野市。河童や座敷童⼦といった妖怪伝承が記録されたこの地域には、いまもその気配が⾊濃く残っています。それらは単なる昔話や伝説にその記憶を押し込めず、厳しい⾃然環境のなかで⼈々が感じ取ったリアリティをそのまま映し出しています。

そんな遠野でいまも残る⾵習のひとつに「ムカイトロゲ(迎え灯篭⽊)」があります。先祖の魂が家に戻ってくるための⽬印として⽴てられる旗と灯籠のことで、『遠野物語』の序⽂にも「旗を⾼く掲げて魂を招く⾵あり」と書かれています。

この風習にちなんだ「遠野 巡灯篭木(トオノ メグリトロゲ)」は、数百年の歴史を持つ伝統芸能と現代カルチャーを織り交ぜ、⾳楽、芸能、⾷、語り部たちの声を媒介として、⽬に⾒えぬものへの想像をめぐらせるツアー型イベントです。

遠野の「祈り」をめぐるスタディツアー|「遠野物語」の地を歩く

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遠野のフィールドワークやツアーを手がけてきた有志団体「to know」のローカルガイドによるスタディツアーを実施。

遠野の「祈り」の文化がいまに伝わるスポット(五百羅漢)、土淵山口集落(ザシキワラシの家、カッパ淵)など、目に見えぬものの気配を感じるスポットを巡るスタディツアー。 物語が生まれた背景を、ガイドとの解説とともにより深く体感することができる。

伝統芸能しし踊りと音楽家たちのライブセッション|土を踏み、大地と踊る

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ツアーの2日目の夜には、張山しし踊りと7人の音楽家たちによるライブセッションを開催。400年の歴史を持つ伝統芸能「しし踊り」と現代の音楽家たちとがコラボすることで、地域の精神文化を現代に引き継ぐ試みでもある。会場は柳田国男が初めてしし踊りを見たと記録される遠野・菅原神社。

新たなアーティストが加わった今年は、事前にアーティスト・イン・レジデンスを実施。Daisuke Tanabe、Yosi Horikawa、そしてKuniyuki Takahashiらが遠野にて滞在制作を行い、遠野の自然や伝統文化からインスパイアされた楽曲を披露する。

2021年の第1回「遠野巡灯篭木」で、しし踊りに触発されたコムアイは、同年12月に配信したDOMMUNEの特別番組にて、しし踊りに踊り手として参加。今年50周年を迎える「日本のふるさと 遠野まつり」でも、張山しし踊りの一員として参加予だ。コムアイが伝統芸能から受け取る感性は、共演者 OLAibiの紡ぐ音に合わさって新たなパフォーマンス表現を生むことだろう。

滋味あふれる遠野ディナー|魅惑のどぶろくと食体験

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100年前の暮らしを伝える遠野ふるさと村「南部曲がり屋」を会場に、発酵文化の究極として世界的な注目を集める「とおの屋 要」のどぶろく、そして地元食材や牧場からの新鮮なミルクを贅沢に使うレストラン「おのひづめ」の料理による魅惑のディナー体験をお届けする。

現代版「遠野物語」ワークショップ|物語の一部にとけこむ

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『遠野物語』は「〇〇町の××さんがこう言っていた」といった具合に、すべて口伝伝承に基づいている。では、現代にも「遠野物語」を紡ぐことはできるのではないか? いまも遠野に伝わる不思議な話や、参加者自身の体験を語り合うワークショップを開催。研究者を招いた「祈り」をテーマとするトークも実施予定。口伝文化を実際に体験し、自らも物語の一部となるような一夜を生み出す。

申込方法

① ツアー参加基本料金及び、ご希望の宿泊プランを下記を参考にお選びいただき、予約サイト(busket)よりお申込みください。

②決済完了後、3営業日以内にお申込み確定のご連絡をメールいたします。

*4日以降になってもメールが届かない場合は、遠野巡灯篭木実行委員会までご連絡ください。

宿泊プランA(福山荘・市内民宿|1室2名まで宿泊可・朝食付き)

1室1名利用の場合:15,000円(2泊 / 税込)
1室2名利用の場合:30,000円(2泊 / 税込)

住所
・岩手県遠野市中央通り5-30

備考
・全10室
・城下町の風情を味わう1〜2人向けレトロ民宿プラン
・2名様でお申込みの場合は、お申し込み後にお送りするフォームの<同行者のお名前>欄にてご同行者のお名前をお知らせください。
・お子様は3,000円引きとなります。

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宿泊プランB(民宿りんどう・市内民宿|1室1名まで宿泊可・朝食付き)

1室1名利用のみ:12,000円(2泊 / 税込)

住所
・岩手県遠野市大工町2-34

URL
・https://www.tono-rindou.jp/

備考
・全6室
・城下町の風情を味わう1〜2人向けレトロ民宿プラン

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宿泊プランC(柏木平レイクリゾート・コテージ1棟・2名〜最大4名まで同料金で宿泊可・朝食付き)

1棟2名〜最大4名利用:30,000円(2泊 / 税込)

住所
・岩手県遠野市宮守町下鱒沢28-125

URL
・http://www.kashiwagidaira.jp/stay/

備考
・全7組
・市内より車で約20分。
・朝食はコテージエリアから徒歩10分程度の柏木平レイクリゾート敷地内の食事施設にてご用意いたします。
・お申し込み後にお送りするフォームの<同行者のお名前>欄にてご同行者のお名前をお知らせください。
・お子様は1,000円引きとなります。

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お申込み例-1: 2名様で宿泊プランAを選択、予約する場合
ツアー参加費・基本料金 40,000円 2枚 + 宿泊プランA 2名利用の場合 30,000円 1枚 合計110,000円をお申し込みください。

お申込み例-2: 1名様で宿泊プランBを選択、予約する場合
ツアー参加費・基本料金 40,000円 1枚 + 宿泊プランB 12,000円 1枚 合計52,000円をお申し込みください。

お申込み例-3: 3名で宿泊プランCを選択、予約する場合
ツアー参加費・基本料金 40,000円 3枚 + 宿泊プランC 30,000円 1枚 合計150,000円をお申し込みください。

スケジュール

9月23日(金)12:00 新花巻駅改札前に集合遠野物語の世界を巡るスタディツアーへ車で出発16:00 遠野ふるさと村到着トークイベント現代の遠野物語を語るワークショップ19:00 遠野ふるさと村にて特別ディナー21:30頃 各プラン宿泊先に送迎
9月24日(土)10:00 朝食後、各宿泊先からスタディツアーへ車で出発途中昼食休憩17:30 菅原神社へライブセッションディナーは特製弁当をご用意21:30 ライブ終了各プラン宿泊先に送迎
9月25日(日)モデルプランを参考に各自自由行動*柏木平レイクリゾートプラン宿泊者は、朝食後市内まで送迎あり13:00 各自昼食後、遠野市内から新花巻駅まで送迎*新花巻14:20発 /東京17:24着の新幹線に合わせてお送りしますツアー終了
*プランは天候や現地の状況等により多少変更になる場合があります

参加アーティスト

張山しし踊り

――願わくは、これを語りて平地⼈を戦慄せしめよ。 (柳⽥国男『遠野物語』より)

『遠野物語』の著者・柳田国男が実際に遠野で目にしたと言われ、『遠野物語』にも登場する歴史ある団体「張山(はりやま)しし踊り」。「山の恵みは、山の神からいただいたもの」という山の神信仰が広く浸透する東北において、岩手県で約400年前から続く「しし踊り」は人と自然との関係性をいまに伝える貴重な芸能とされる。しし踊りの始まりは、狩猟で仕留めた鹿の供養が由来とされるが、いまは五穀豊穣や先祖供養も兼ねた、より包括的な芸能になっている。現在、遠野市内では13のしし踊り団体が活動している。

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OLAibi + KOM_I

OLAibi

モンゴルをルーツに持ち、18歳でドイツに渡り電子音楽や現代音楽に触れる。その後、太鼓を中心としたマルチアーティストとして活動を始め、OOIOOのドラマーとして活動後、広大な森に移り住み 年月をかけ森の生物の生態と音を録り続けている。様々な国、民族の言語を全てカタカナに置き換え、語感と言霊を頼りにリリックを綴り、そこにドラム、民族楽器、おもちゃのキーボードなどをサンプリングしたビートと、住まう森の音を織り重ねパフォーマンスを行っている。

https://www.instagram.com/olaibiolaibi/

KOM_I

歌手・アーティスト。1992年生まれ、神奈川育ち。ホームパーティで音楽活動の勧誘を受け歌い始める。国内外のフェスに出演、ツアーを廻り、その土地や人々と呼応しながらライブパフォーマンスを創り上げている。好きな食べ物は南インド料理。趣味は世界各地に受け継がれる祭祀や儀礼を見学すること、唄や踊りを習うこと。

https://www.instagram.com/kom_i_jp/

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Kuniyuki Takahashi

札幌を拠点に活動するKuniyuki Takahashi。彼の音楽は、国境を問わず常に独特の世界観を持ち、世界各国のプロデューサー、DJから高い評価を得ている。国内のアーティストでは、サカナクションの楽曲「サンプル」を、また奄美島唄の唄者「朝崎郁恵」や、アイヌの伝統歌を歌うグループ「マレウレウ」などのremixを行う。

https://www.instagram.com/kuniyuki_takahashi_music/

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Daisuke Tanabe

偶然の重なりから初ライヴはロンドンの廃墟で行われた大規模スクウォットパーティー。06年、紆余曲折を経てリリースした初のEPがBBC Radio1 Worldwide Awardにノミネートされ、その後も世界最大規模の都市型フェスSónar Barcelonaへの出演、イタリアでのデザインの祭典ミラノサローネへの楽曲提供等幅広く活動中。釣り好き。

https://daisuketanabe.bandcamp.com

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Yosi Horikawa

『環境音や日常音などを録音・編集し楽曲を構築するサウンド・クリエイター。2012年のEP『Wandering』2013年の初アルバム『Vapor』、2019年の2ndアルバム『Spaces』全て英紙The Guardian, The Japan Times等、多数媒体のBest Album of the yearに輝く。リリースの度にワールドツアーを行い、Glastonbury Festival, Sónar Barcelona, Dimensions Festival, Gilles Petersonが主宰するWorldwide Festivalを始めとする多数の世界的大型フェスティバルや、イギリス発ライブストリーミングチャンネルBOILER ROOM London、ロサンゼルスの伝説的イベントLOW END THEORY等に出演。
また自身の音楽制作過程を追ったドキュメンタリームービー「Layered Memories」が完成し話題をさらった。

https://yosihorikawa.bandcamp.com/

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江島和臣&武田真彦

音楽家/アーティストとして活動する、江島和臣と武田真彦。「継承すること、調和すること」をコンセプトに、クリエイティブな実験を行うメディアラボ「Laatry (ラットリー)」を共同運営。音の制作を中心に、サウンドデザイン、空間演出、プロダクト制作、ウェブサイト/アプリケーション開発、インスタレーション展示など、さまざまな媒体(メディア)を取り扱いながら活動を行っている。

江島和臣: https://www.instagram.com/kafuka_k/

武田真彦: https://www.instagram.com/masahikotakeda/

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ドキュメンタリー&サウンドトラック『DIALOGUE WITH ANIMA』

遠野にいまも伝わる死生観に迫り、地域の郷土史家、神社の禰宜、語り部などにインタビューを行ったドキュメンタリー作品。「遠野巡灯篭木(トオノ メグリトロゲ)」参加アーティストがサウンドトラックを手がけている。サウンドトラックは以下から視聴可能。

https://nex-tone.link/A00088398

アクセス

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クレジット

プロデューサー:塚田有那・坂本麻人(一般社団法人Whole Universe)

ローカルディレクター:富川岳(株式会社 富川屋 / to know)

ローカルコーディネート:阿部和美、多田陽香

ディナープロデュース:おのひづめ

ライブ音響:稲荷森健

ライブ照明:空本朋之

制作:羽田寛士(TAPES PRODUCTION)、清水聡美

当日運営:戸田史子

広報:須藤菜々美

WEBサイト:上妻優生

主催:一般社団法人 Whole Universe

共催:株式会社 富川屋

協力:to know、遠野文化友の会、張山しし踊り団体、遠野ふるさと公社、ワンダートランスポートテクノロジーズ株式会社

後援:遠野市、(一社)遠野市観光協会

※ 本イベントは、文化庁「観光再開・拡大に向けた文化観光コンテンツの充実事業」採択事業です。

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